魔法陣グルグルの子ども観
あれだけ意気揚々と「書く!」と言っておきながら、尻切れトンボになってしまってスイマセン。 このペースで「グルグル論」を書いていくと5年くらいかかるので、ネタバラシをします。この論考を書こうと思ったのは、『グルグル』には従来の「子ども観」を突…
スイマセン、なんかもう新生活で全然生活リズムが間に合ってなくて・・・ もう少し頑張ります。前回挙げた、単行本コミックスの表紙の絵が変わっていっているという話についてです。作者である衛藤ヒロユキ氏は、この『グルグル』という作品に、10年の歳月を…
『グルグル』が乗り越えてしまった、「ドラクエ的世界観」についての話でした。 前回は、メタドラクエ的なギャグ、レベルとお金の概念について触れましたが、今回は内容に関わるようなお話です。 一般に、RPG含むゲームは、「敵」と「味方」が存在します。主…
アブストラクトにも書きましたが、今回から数回で、「魔法陣グルグル」という作品がこの世に問いたかったことを書いていきたいと思います。この漫画がどういった漫画であるかを説明するのは難しいのですが、普通のRPG漫画を想像して頂けるとそんな感じでいい…
『魔法陣グルグル』という題材を使って論ずる「子どもだけの魔法」は、次の論点に添って書いていく予定です。「子ども」と「大人」の違いとは何なのか?僕は、この『魔法陣グルグル』という漫画を何度も読んできた結果、ここまで緻密に「子どもとはどういう…